生理前に意味もなく泣きたくなる、周りの人にイライラするというような症状が出ていませんか?
わたし自身、PMSの症状で悩んでいた1人です。
頭が痛い・体が重い・情緒不安定などのPMSであろう症状が出始めると、あぁもうすぐ生理だな、まーた生理かよと思ってました。
PMSの症状で1週間、さらに生理の不快感でまた1週間苦しんで…
そこで、今回はPMSでお悩みの方と、PMS症状の対処法を共有していきます。
まず、PMSとは?
PMSとは月経前症候群と言われるもので、月経の約3~10日前に起こります。
具体的な症状として、心・体の不調があります。
- 心の不調
怒りやすくなる、些細なことでイライラする、周りに八つ当たり
泣きたくなる、情緒不安定
集中できない、ぼーっとする - 体の不調
肌荒れ、乳房の張り・痛み、むくみ
頭痛、腹痛
だるさ、疲れやすい、眠気・不眠
そこでPMS症状の対処法を紹介します。
PMSの対処法
PMSの対処法はたくさんあります。
食生活に気を遣うであったり、適度な運動も効果的です。低用量ピルを服用することでPMS症状が収まることも知られています。他にもPMS症状を改善するためのサプリメントなんて物もあります。
今回はPMS対処法の中でも食べ物に注目していきます。
効果的なものが3つあります。症状別で下に紹介します。
- 食欲爆発・イライラ ➡血糖値の急激な上昇を抑える
- 情緒不安定 ➡カフェインの摂取を控える
ホルモンバランスを整える食品を摂取する - 頭痛・むくみ ➡アルコール・塩分の摂取を控える
1.血糖値の急激な上昇を抑える
血糖値が下がると食欲が増えたり、イライラが悪化すると言われています。血糖値をゆっくりと上昇させることができれば、感情を安定させることに繋がります。
急激に 血糖値を上げる食品 | ゆっくり 血糖値を上げる食品 |
砂糖・果物 チョコレート・ケーキ | 穀物、豆、いも類 |
なので、生理前に食べたくなっちゃうチョコレートとか甘いお菓子は食べるのを抑えて、ゆっくり血糖値を上げてくれるものを摂るようにするといいですね。
私は腸内環境のことも考えて、納豆がおススメです。
2.カフェインの摂取を控える
ホルモンバランスを整える食品を摂取する
情緒不安定の症状があるのは、神経が緊張・興奮していたり、ホルモンバランスが乱れている可能性があります。そのため、これらを解消してくれる食品を摂ることが大事です。
カフェインの摂取を控える
カフェインは中枢神経の興奮作用があるため、情緒不安定といったPMSの症状がある人は、摂取を控えた方がいいでしょう。
カフェインが入っているものに、コーヒー・紅茶・緑茶・エナジードリンクがあります。
カフェインレスのコーヒーにしたり、カフェインが入っていないルイボスティーに変えたりしてみてはいかがでしょうか。
ホルモンバランスを整える食品を摂取する
ビタミンB6、カルシウム、マグネシウム(かつお、レバー、ナッツ類、海藻類など)はイライラや情緒不安定を和らげる効果があります。
神経伝達物質の代謝に関与しているビタミンE(ブロッコリー、アーモンドなど)を摂取するのも良いですね。
3.アルコール・塩分の摂取を控える
アルコールや塩分は、むくみ・冷えの原因になりますから摂取を控え、利尿作用のあるものを積極的に摂るようにしましょう。
利尿作用のあるカリウムを多く含むバナナ・アボカド・長芋・きゅうり・ほうれん草は、むくみ解消に有効です。納豆もカリウムが豊富です。
食生活を変える以外にも…
適度な運動を行うことや、簡単に生活に取り入れられるPMS対策用のサプリもあります。